気になる人や好きな人ができると、「少しでも良い印象になりたい」「好きになってもらう為に何かテクニックないかな?」と思ったことはありませんか?
実際モテる人は心理テクニックを上手に取り入れています。その中でも、簡単に使える心理テクニックを解説しますので参考にしてくださいね。
スリーセット理論
スリーセット理論とは、人は3回目でその人への印象を固定化してしまうという心理現象です。
具体的に言うと
1回目・第一印象
自分の好みの顔、または体型かどうか。髪型やメイク、または雰囲気などからも印象が決まります。
また、話の内容よりも声のトーンや笑顔の有無で、「なんかいい感じの人だな」「自分とは合わない感じだな」とざっくりした好意の度合いができあがります。
2回目・再確認
第一印象の再確認をします。たとえば2回目会った時も、最初の良い印象のままなら「ああ、やっぱり好きな感じだな」と思いますし、最初の印象が悪く2回目も悪い時は「最初の印象は当たってたな、なんか合わないかも・・」と思います。
逆に言うと、最初に与えた印象を変えるなら2回目がチャンスということです。
3回目・固定
1回目と2回目に受けた印象を固定するといわれています。
このスリーセット理論では、固定された印象を3回目以降に変えるのは難しいといわれています。なので、【1回目と2回目に会う時はいかに良い印象を相手に持ってもらうか】が大切ということになります。
ゲイン・ロス効果
最初にネガティブな印象を持っていても、次にポジティブな印象を与えられたら最終的にポジティブな印象を強くもつという心理現象です。
たとえが「おバカ系のタレントさんが実は頭が良かった」「体が大きく怖そうな人が、子供に優しい」などいわゆるギャップ萌えですね。
なので、あなたがクール系の服装や性格だとしたら
かわいい系の服装やメイクをして相手に見せてみる
家庭的な一面がわかるエピソードトークをしてみる
など、相手があなたに抱いている印象の逆を披露してみて下さい。
このゲイン・ロス効果はポジティブ→ネガティブな印象の時はネガティブな印象が残りやすいといわれているので気をつけましょう。また、最初の印象が悪すぎる時も効果がないので、あえて最初の印象を下げる行為はおすすめできません。
ミラーリング
人は自分と同じ行動をとったり、振る舞いが似ている相手に対して親近感や好意を持つものです。
このミラーリングを使った心理テクニックとして
- 会話の中で相手が言った言葉を繰り返す
- 会話している時のテンションを合わせる
- 会話のペースも合わせる
- 相手が飲み物を飲んだら自分も飲む
最初は難しいとは思いますが、だんだん上手になるはずです。
このテクニックはビジネスシーンでも使えます。
ただし、やりすぎると相手が違和感を覚え、悪い印象を持たれるので注意が必要です。
好意の返報性
たとえば人にプレゼントを頂いた時、「自分もお返ししなきゃ」と思ってしまいますよね。
これが好意の返報性といわれるものです。
この好意の返報性は恋愛テクニックとして応用できます。
なぜなら、「自分に好意を寄せてる相手に無意識で好意のお返しをしたくなる」からです。
なので駆け引きなしで、相手に好意を伝えるのも手と言えるでしょう。
ですが、この【好意の返報性】あくまでも相手があなたに対して、良い印象を持っている時に効果があるので、まだお互いの距離が遠い時はやめておきましょう。
アクティブリスニング
アクティブリスニングとは、相手の話を積極的に聴き、共感や理解を示すコミュニケーションの方法です。
人は誰でも自分の話を積極的に聴いて、共感してもらうことが好きです。それは男女共通ですので、もちろんビジネスシーンでも役に立ちます。
このアクティブリスニング、相手の話を積極的に聴いた後に「要するにこうゆうこと?」と要約することは逆効果になるので注意してください。
あくまでも積極的に「あなたの話しに興味がある」と態度で示した後は「さっき言っていたことって〇〇?」と簡単な質問に留めておくといいでしょう。
ボッサードの法則
ボッサードの法則とは、「人は物理的な距離が近かければ、心理的な距離も近くなる」という法則です。
これは【好きな人を落とす】もしくは、【より親密な関係】になりたいと願っている人にはかなり使える心理テクニックといえます。
具体的には
- 食事や飲みの席では隣に座る
- 移動で歩く時になるだけ距離を縮める
- 会う回数を多くする
などがあります。
ただし、むやみにボディタッチなどをすると相手が引いてしまう可能性があるので注意が必要です。
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バーナム効果
バーナム効果とは、誰にでも当てはまることを言われたとしても、まるで自分のことをピッタリと言い当てられていると思ってしまう心理現象です。
日常的にショッピング、占いなどによく使われるテクニックです。「最近悩んでいますね?」「時々寂しいと感じていませんか?」など、誰にでも当てはまることでも「今の自分の気持ちを言い当てている」と感じてしまいます。
このバーナム効果は恋愛のテクニックとしても使えます。誰にでも当てはまり、相手が気持ち良くなる褒め言葉を使ってみましょう。
褒め言葉もあまり言い過ぎると「誰にでも言っている」と勘違いされたり、不快に感じる人もいるのでバランスが大切です。
ダブルバインド
もし好きな相手を食事や映画などに誘いたい場合、使える心理テクニックがこの「ダブルバインド」です。
たとえば、食事に誘いたい場合「今度食事に行きませんか?」ではなく、「食事にいくとしたらA店かB店どちらがいいですか?」と誘います。
そうなると相手は「食事に行く、行かない」ではなく「A店かB店」の選択肢になるので断られる可能性が低くなります。
ですが、このダブルバインドは本来相手にストレスを与えるテクニックです。何回も使うと相手は不快に感じる可能性があるので、絶対に誘いを断られたくない時にだけ使いましょう。
ザイアンス効果
ザイアンス効果(単純接触効果)とは、最初は興味がなかった相手でも、何度も接触を繰り返すうちに警戒心が薄くなり好感度が高くなるというものです。
このザイアンス効果は恋愛でも簡単に応用できます。とにかく接触する機会を増やすことです。
特別なテクニックや話術は関係ないので取り入れやすいですよね。
また、長いデートよりも「少しだけ会えないかな?」と誘い、短時間で複数回会う方が効果があると言われています。
なので
- 相手の誘いには乗って会う回数を増やす
- 短時間でもいいので自分でも誘ってみる
- 短い挨拶程度でもlineや電話でコミュニケーションをとる
これらの行動を「うざくない」程度に実行すれば、単純接触効果が期待できます。
嫉妬のストラテジー
簡単にいうと嫉妬心を利用した心理テクニックです。
いい感じだ思っていた相手が他の異性と連絡を取っていたり、デートに誘われたら嫉妬してしまいますよね?
この心理を利用して相手との関係を前進させることができます。
使える相手とは
- 相手の気持ちがいまいちわからない
- マンネリ化している
- 友達以上・恋人未満
- 復縁したい相手がいる
などです。
使い方としては、自慢話にならない程度に「他の人からも誘いがある」「早くしないと他の人に盗られてしまうよ」とアピールできれば大丈夫です。
ただし、この「嫉妬のストラテジー」多用してしまうと「モテ自慢してる人」「軽い人」などの印象を持たれてしまうので注意が必要です。
ピーク・エンドの法則
ピーク・エンドの法則とは、人は過去の思い出をピーク(最高)時、とエンド(終わり)時で判断しているというものです。
たとえば映画やドラマなど、「最高に感情が高ぶった時(ピーク)」と「物語の終わり(エンド)」でその作品の良し悪しを決めることが多々あります。
デートの記憶もまた同じで、ピークはもちろんエンドが良ければ「楽しかった」と記憶に残る可能性があるということです。
ピーク時は感じ方が人それぞれですし、狙うのは難しいので「デートの終わり」に印象を良くするように心掛けてみて下さい。
- デートの最後に心を込めてお礼を言う
- とても楽しかったことを伝える
- 帰り際に、一度振り返って名残り惜しそうに手を振る
また、とても楽しいデートだったとしても、「少しもの足りない」「もう少し一緒に居たい」と思っている時に別れるのがおすすめです。
この「もの足りない」感情が、次のデートを楽しみだと感じさせ、なおかつあなたと一緒に居る時間を想像させるからです。
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ツァイガルニク効果
ツァイガルニク効果とは、簡単にいうと「人は完了しているものより、未完了なものに執着する」という現象のことです。
とても面白いドラマやアニメが、いいところで終わると「続きが気になる!!」とかなり印象に残りますよね?
これはツァイガルニク効果をうまく利用しているからと言われています。そして、このツァイガルニク効果は恋愛で応用することが可能です。
効果的な使い方として
- 会話の中に「続きが気になる」情報を入れる
- lineなどの返信をあえて遅らせる
- 自分の情報は小出しにする
- 次のデートに少しサプライズを加える
デートの最中に「実は面白いことがあって・・続きは今度話すね」と言えば、相手はかなり気になるはず。またlineなどの返信もすぐに返すのではなく、あえて遅く返すのもありです。
「今度のデートは私にまかせて・・ビックリするかも」とサプライズがあることの予告をするなど、相手があなたとのデートを想像して「待ちきれない」と思ったらこのテクニックは成功です。
ただし、このテクニックは出会って間もない異性にこそ効果をはっきしやすいですし、多用してしまうと相手が逃げてしまう可能性があるので注意してください。
まとめ
いかがでしたか?
初対面の時にすぐ使えるテクニックや、デート中または帰り際に使えるテクニックなど種類や方法は様々です。
また、紹介した心理テクニックの中には、簡単に使えるものやビジネスシーンでも使えるものが多くあります。
「少しでも良い印象を残したい」「関係を一歩前進させたい」と思った時は、心理テクニックを試してみてはいかがでしょうか。
タイミングも重要ですが、何より「明るい未来」の為に行動することがもっとも重要です。